12月8日放送の陸海空 地球征服するなんてより、フィンランドで有名な日本人、舘野泉(たての いずみ)さんについてまとめました。
フィンランドで有名!舘野泉のプロフィール、経歴は?
舘野 泉(たての いずみ)
生年月日 :1936年11月10日
年齢 :82歳(2018年12月時点)
出身地 : 東京府東京市目黒区自由が丘
学歴 : 東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒
ジャンル :クラシック音楽
職業 :ピアニスト
担当楽器 :ピアノ
父、舘野弘はチェリスト。母舘野光(小野光)はピアニスト。
母方は、明治維新まで7代にわたって仙台藩の能楽を司っていた家系だそうです。
妻のマリア・ホロパイネンはフィンランド人のソプラノ歌手。
息子のヤンネ舘野はヴァイオリニスト、弟の舘野英司はチェリスト、妹の鍋島晶子はヴァイオリニスト。
晶子の長女の鍋島真理は音楽学者、末妹の広瀬悠子はピアニスト。
音楽一家ということが分かりますね!
東京市目黒区自由が丘に生まれ育ち、戦災を避けて栃木県小山市間中に一家で疎開、敗戦を迎えます。
目黒区立緑ヶ丘小学校から慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。
ピアノはレオニード・コハンスキー、安川加寿子、豊増昇、イェルク・デームスに師事。
1964年よりヘルシンキに在住し、シベリウスをはじめ、メリカント、マデトヤ、パルムグレン、カスキ、メラルティン、ラウタヴァーラ、コッコネン、ノルドグレンなど、フィンランドの近現代作曲家の作品に取り組み続けており、日本シベリウス協会会長を務める。
また、若い頃からセヴラック(フランスのピアノ作曲家)に惹かれ、自身のレパートリーに組み入れている。
2002年には日本セヴラック協会を作り、顧問を務めている。
1968年、メシアン・コンクールで第2位。
同年より国立シベリウス・アカデミーの教授を務め、1981年以来フィンランド政府より芸術家年金を与えられ、以降教職を退いて演奏活動に専念しているそうです「。
2002年1月9日、フィンランド・タンペレでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、その後遺症として右半身に麻痺が残ることに。
リハビリを経ても右手が不自由のままであったが、2003年8月のオウルンサロ音楽祭で復帰を果たします。
その中でスクリャービンやリパッティによる、左手のためのピアノ作品を演奏し、それをきっかけに、本格的にこの分野を開拓していこうと決意し、翌年には日本で左手のピアノ作品によるリサイタルを開き、マスコミにも大きくとりあげられました。
以後、演奏会、録音ならびに新作委嘱などを通して、左手ピアノ曲の普及に努めているそうです。
日本のクラシック音楽家で初めてファンクラブが設立されました。
2012年、東燃ゼネラル音楽賞を受賞。
テレビ出演
題名のない音楽会(2011年2月27日、テレビ朝日)
クローズアップ現代(2012年5月22日、NHK総合)
陸海空 地球征服するなんて(2018年12月15日、テレビ朝日)
日本フィンランド国交樹立100周年記念公演
2019年の日本とフィンランド国交樹立100年を記念して2019年5月に、舘野泉が日本の聴衆におくる2つのピアノ協奏曲。この公演のためにフィンランドから来日のラ・テンペスタ室内管弦楽団は息子ヤンネ舘野がコンサート・マスターをつとめ、すべての楽員が舘野泉を敬愛する“親衛隊”。
82歳にしてなお瑞々しく躍動感あふれる巨匠舘野泉の音楽に感動のひとときを!
チケット情報
一般発売 2019年1月26日(土)10:00
≪公演概要≫
2019年5月25日(土)14:00 東京オペラシティ コンサートホール
【出演】
舘野泉
ラ・テンペスタ室内管弦楽団(フィンランド)
コンサートマスター:ヤンネ舘野
指揮:エーロ・レヒティマキ
【プログラム】
ジャン・シベリウス:『ラカスタヴァ』(恋する人)
ペール・ヘンリク・ノルドグレン:左手のための ピアノ協奏曲 第3番 作品129 ~小泉八雲の「怪談」による<死体にまたがった男>
ペール・ヘンリク・ノルドグレン:弦楽のための交響曲 Op.43
光永浩一郎:「泉のコンセール」左手ピアノと室内オーケストラのための ほか
【チケット料金】
S席 8,000円(7,200円)/A席 7,000円(6,300円)/B席 5,500円(5,000円)/C席 3,000円
※( )ジャパン・アーツ夢倶楽部会員料金。
後援:フィンランド大使館/日本シベリウス協会
【全国ツアースケジュール 日本公演2019】
5月27日(月) 札幌 札幌コンサートホール(Kitara)
ほか、福山、福島、函館にて公演を予定している。
詳細は、年内に発表とのこと。
まとめ
御歳82歳になられる現在でも現役で活躍されている姿は素晴らしいですね!
滅多にテレビ出演されていない方なので、今回舘野さんのことが知れて、映像を見ることができて嬉しく思います。
これからの更なるご活躍を期待いたします。
コメント