上野千鶴子(うえのちづこ)さんが「徹子の部屋」に出演されるそうです。
2019年6月30日放送の『情熱大陸』に、社会学者である上野千鶴子(うえのちづこ)さんが出演されていました。
上野千鶴子さんは、「女性学」「ジェンダー研究」の第一人者であり現在は東京大学名誉教授でもあります。
『情熱大陸』に出演されフェミニストとして活動されている上野千鶴子さんが、2019年の4月12日に行われた東大入学式で述べた祝辞は賛否両論となり大反響を呼び、一躍世間の注目となりました。
この記事では『情熱大陸』に出演される上野千鶴子さんの出身中学・高校・大学などの経歴やプロフィールについて
また、上野千鶴子さんは結婚して旦那(夫)や子供はいるのか?
賛否両論のあったという上野千鶴子さんの東大入学式での祝辞も公開しています。
上野千鶴子の経歴は?東大祝辞『情熱大陸』6月30日放送
『情熱大陸』に出演される東京大学名誉教授である上野千鶴子さんのプロフィールと経歴についてみていきましょう。
上野千鶴子のプロフィール
生年月日:1948年7月12日
年齢:70歳(2019年6月時点)
出身地:富山県中新川郡上市町
高校:石川県立金沢二水高等学校
大学:京都大学大学院社会学博士課程修了
文学部哲学科社会学専攻卒業
職業:東京大学名誉教授、認定NPO法人「ウィメンズアクションネットワーク(WAN)」理事長
上野千鶴子の経歴
『情熱大陸』に出演され東京大学名誉教授であり東大祝辞で賛否両論となった上野千鶴子さんは、開業医の父親と専業主婦だった母の元で富山県中新川郡上市町で生まれます。
上野千鶴子さんには兄と弟がいて、長女で一人娘でした。
学生時代に女性差別を受けたことや、上野千鶴子さんの両親が不仲だったこと、女性は結婚してあたりまえという昔ながらの考えもった父親の影響もあり
上野千鶴子さんは、フェミニストとして現在女性学のパイオニアとして「女性学」「ジェンダー研究」の第一人者としての道を歩んでいます。
1979年 平安女学院短期大学専任講師(現在は平安女学院大学短期大学部)
1982年 平安女学院短期大学助教授
1989年 京都精華大学人文学部助教授
国際日本文化研究センター客員助教授
1992年 京都精華大学人文学部教授
1993年 東京大学文学部助教授
1995年 東京大学大学院人文社会系研究科教授
2009年 特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワークを設立
2011年 特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク理事長
東京大学名誉教授
2012年 立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授
上野千鶴子の学歴
上野千鶴子さんの出身中学・高校・大学についてみていきましょう。
石川県立金沢二水高等学校卒業
京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業
京都大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程退学
上野千鶴子、男女平等への思い「アグネス論争」
1987年から1988年に「アグネス論争」というものが世論を賑わせたようです。
そのアグネス論争で発言をし注目されていた上野千鶴子さん。
一体どんな発言をし注目されていたのか調べてみました。
なんでも、タレントのアグネス・チャンさんがまだ乳児であった子供(長男)をテレビの収録現場に連れてきたことが報道されます。
今ではママタレという言葉もでき、幼い子供がいる母親が仕事をすることが当たり前になり、楽屋で子供を見てもらっているという発言が受け入れられる世の中ですが
当時は子供を連れて仕事場に来ることなんて考えられない時代だったのでしょう。
アグネス・チャンさんが収録現場に子供を連れてきたことを作家の林真理子さんやコラムニストの中野翠さんなどが、激しく批判する中で
上野千鶴子さんは、「働く母親の背中には必ず子供がいるもの」と、アグネス・チャンさんを擁護したそうです。
このアグネス論争は、1988年の新語・流行語大賞で流行語部門・大衆賞を受賞したそうですよ!
上野千鶴子の著書
|
|
|
上野千鶴子は結婚してる?東大祝辞『情熱大陸』6月30日放送
『情熱大陸』に出演され東京大学名誉教授であり東大祝辞で賛否両論となった上野千鶴子さんは結婚されているのでしょうか?
こちら調べてみたところ、上野千鶴子さんは結婚していませんでした。
上野千鶴子さんは、何度かの同棲経験があったと雑誌のインタビューで答えていましたが、結婚を考えなかった理由として「自由を手放したくなかった」とも答えていました。
上野千鶴子に子供はいるの?東大祝辞『情熱大陸』6月30日放送
『情熱大陸』に出演され東京大学名誉教授であり東大祝辞で賛否両論となった上野千鶴子さんに子供さんはいるのでしょうか?
上野千鶴子さんには、子供はいません。
上野千鶴子さんは以前インタビューで「自分の子供を育てたことがない」と答えていたそうです。
上野千鶴子の東大祝辞についても調査!『情熱大陸』6月30日放送
『情熱大陸』に出演される東京大学名誉教授である上野千鶴子さんが、2019年4月12日に行われた東大入学式で述べ、賛否両論となった祝辞です。
あななたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなた方の努力の成果ではなく、環境のおかげだったことを忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。
東大新聞web版より一部を抜粋させていただきました。
全文については、東大新聞web版をご覧ください。
#東大祝辞
素晴らしい祝辞ですね(*’ω’ノノ゙☆パチパチ pic.twitter.com/s2wmbUsAgW— あっちゃん (@aqqL2Dr39haYE3E) 2019年4月14日
すばらしい祝辞です!#上野千鶴子 さん。https://t.co/b6oapTG9gr
— にわつとむ (@NiwaTsutomu) 2019年4月13日
上野千鶴子/東大祝辞『情熱大陸』6月30日放送
今晩の情熱大陸は上野千鶴子さんの回。
予告映像にわざわざ富山県出身って出てるのは、地元だけでしょうか😅#富山 https://t.co/PI3QQI6yF3 pic.twitter.com/P4lJtw4jYu— トキめき🌸 (@tokimeki_ku) 2019年6月29日
社会学者/上野千鶴子▽「女性学」「ジェンダー研究」の第一人者。常にその発言が注目に。現役東大生と語り合う特別授業…70歳の今、若者たちへ伝えたいメッセージとは?
今年の東京大学入学式で語りかけた、約10分間の祝辞に「感動した」と共感の声が沸き起こる一方、「祝辞にふさわしいのか?」と賛否両論が噴出。ツイッターで“上野千鶴子”がトレンド入りするほど大反響を呼んだ。70歳の今もなお、現場取材で朝から晩まで走り回り、様々な問題提起を含んだトークで周囲の心をわしづかみにしていくスター学者。東大生たちの手によって開催される特別授業で語られること、伝えたいメッセージとは
上野千鶴子が若者に伝えたい事とは?『情熱大陸』登場 東大生と語る様子もhttps://t.co/RTO7wVAzPx#情熱大陸 #上野千鶴子 pic.twitter.com/NKXMZqNsPW
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) 2019年6月24日
晴れの場にふさわしくないと批判の声もあった東京大学入学式での祝辞。
上野千鶴子さんは反響があることは予測していたそうです。
「社会に出てつらい思いをしていた人たちから共感された」と話されていました。
入学式から二か月後…
本人を囲んで語り合おうというイベントでは、東大生と祝辞について討論をしていました。
上野千鶴子さんは、取材や執筆の間に年間100以上の公演をこなしているそうです。
情熱大陸はほとんど見たことがないと答えていました。
社会学者の古市憲寿さんとの対談の際、東大祝辞に関しての話題では、「30年前は呼ばれない。」
「女性は男を敵に回したくない」と思っていると。
「女性はいちいちひとつひとつ目くじらを立ててよい」と話していました。
「黙って耐えることが女の美徳。」
世の中の疑問に答えるため女性学の先端者として活動してきた上野千鶴子さん。
「怖いものは何ですか?」という質問に
「虫や蛇、みみずやカエルを手にのせることも怖い」と答えていました。
「誰にも邪魔されずに仕事をしていると至福。」
女性学の原点は両親への反発だったそうです。
上野千鶴子さんの父親は大学を決める際に、神戸女学院のパンフレットを持ってきたそうですが、上野千鶴子さんは自ら京都大学へ行くことを決意したそうです。
「神戸女学院へ行っていたら人生が変わっていた」と。
ご自身の父親のことを「おやじ」と言っている姿が印象的でした。
上野千鶴子さんの父親・良雄さんは、典型的な亭主関白なタイプだったそうで
上野千鶴子さんの母親・久子さんは我慢と耐える生活で老後を謳歌することなく最期を迎えたそうです。
その後上野さんは、父親の介護に奔走したそうです。
社会学者は他人に興味がある人。
自分に興味がある人は詩を書いたりする。
他人に興味がある。
上野千鶴子さんは、高齢者向けの支援ハウスも支援されているようです。
おひとりさまで老後をどう迎えるのか?
自ら介護の現場へ向かい、高齢者と手を取り合いお話をされていました。
「生まれ変わっても女が楽しい。」
「人生1度でいい2回も3回も繰り返したくない。」
「手を抜かずに生きてきた。」
そう語る上野千鶴子さんでした。
上野千鶴子の経歴は?結婚・子供・東大祝辞についても調査!『情熱大陸』6月30日放送 まとめ
この記事では、2019年6月30日放送の『情熱大陸』に出演され東京大学名誉教授であり東大祝辞で賛否両論となった上野千鶴子さんの出身中学・高校・大学などの経歴やプロフィールについて調べたことをまとめました。
上野千鶴子さんは、結婚していない。
上野千鶴子さんに、子供はいない。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【情熱大陸・前回の放送】
コメント