赤ちゃんのおへそはいつへこむのでしょうか・・・
このブログに訪問してくださった方はきっと赤ちゃんのでべそについて悩んでおられるのではないでしょうか><
わが家の娘も生後いつのまにかでべそになっていて、驚き戸惑ったことを今でも覚えています。でべそは「臍ヘルニア(へそヘルニア)」と言うそうで、おおよそ生後1ヶ月程度からおへそがふくらみ始め、1ヶ月健診などで指摘された後に小児外科の外来を受診して治療することが一般的だと言われています。
この記事では、赤ちゃんのおへそはいつへこむのか?
「臍ヘルニア(へそヘルニア)」でべそだった娘の治療内容と治療過程を画像付きで紹介しています。
この記事が、現在かわいい赤ちゃんのでべそでお悩みの方へ、少しでも解決策となりますように。
赤ちゃんのおへそはいつへこむ?娘のでべその治療内容と画像あり
赤ちゃんのおへそはいつへこむのでしょうか?
わが家の娘のでべその治療したことをお話しますね。
私が娘のでべそに気付いたのは、娘が生後二カ月になる頃でした。
と言うのも、出生体重が低かったため、生後すぐにNICU(新生児集中治療室)に一カ月ほど入院した娘。
母親である私は、娘がNICU(新生児集中治療室)に入院している一カ月間は毎日娘に会いに通っており、おむつ替えやミルクや授乳をあげたりと1時間ほど面会していましたが、入院期間中に沐浴をしたのは1回ほどで、着替えも数回、娘の体やおへそをよく見る機会はありませんでした。
NICU(新生児集中治療室)でのおむつ替えの際もおへそにはガーゼが貼っており、まじまじと見れなかったのですよね・・・
検査を終えて体重も標準に達した娘は、生後一カ月後に退院することになり、一緒に暮らせるようになりました。
退院後、半月した娘が生後一カ月半くらいの時にぽこっとでているおへそが気になりはじめたのです!!!
私は最初はそこまで気にしていなかったのですが、夫や母や医療関係に務めている親せきの方にも見てもらったところ、これはでべそで治療した方がいい、治療しないと将来的に切開するような手術が必要になるかもしれないと言われて焦った私でした。
「どんどんどんどん膨らんできているような・・・
娘も成長しているので、大きくなっていたわけではないと思うけど、なんとなくく膨らんでいるような気もする・・・。」
その時思った感想です。
そして、生後2ヵ月すぎた頃の娘の1回目の予防接種の時に小児科へ行った際に、先生に小児外科の紹介状を書いてもらい受診しました。
ここからは、娘のでべその治療過程と内容を画像とともにお伝えします。
2020年10月19日
これ、おへそなのです・・・
初めて見る方はびっくりしますよね><
この状態で小児外科を受診した娘。
受診内容は、まず熱を測って、身長体重も計測し、診察室で先生から診てもらうという感じです。
そこで、娘のでべそは「臍ヘルニア(へそヘルニア)」と診断され、テープで抑えて固定することによってへこませていく治療方法の説明を聞きました。
私「本当に治るのか・・・」
「後に手術が必要になるのでは?」
と不安でたまりませんでしたが、娘と同じでべその治療過程の画像も見せていただいて、きちんとした方法で治療すれば治ることに納得できましたよ。
でべその治療方法はとても簡単です。
丸い綿をおへその中に入れ、上からテープで押さえつけること
※でべその治療を行う際は、個人の膨らみなど抑えつけるこつなどもありますので必ず医師に診せてから指導を請けましょう。
こんな感じでおへその中に綿を入れます。
そしてテープでとめます。
少し重ねるように3回きつめに巻いて大丈夫だと言われました。
おへそが縦のライン「I」になるくらいきつく巻いていくのがポイントです。
巻くといってのお腹全体ではなく、お腹の上腹部のみです。
夏でしたら3~4日おきに綿とテープの取り換えを、寒い時期でしたら一週間このままの状態ですごして大丈夫だと言われたので、娘は一週間この状態ですごしましたよ。
日中も沐浴の時も、寝るときもおへその中に綿を入れテープを巻いた状態です。
一週間後のでべそのおへそ画像がこちらです。
2020年10月26日
なんと!約一週間ででべそがほぼ治ってたのです!
静止している時だけではなく、娘が唸っても、くねくね動いてもでべそになっていません!
少しテープかぶれが気になりましたが、私は大丈夫と思い治療を続けました。
巻いたテープでかぶれた際は、一旦治療を中止して、軟膏を塗って乾かして治してから再度でべその治療を始めるとよいとアドバイスをいただきました。
ただ、初めて受診した時から2週間後に経過を見てもらった時に、テープの巻き方について指摘されました。
下の画像を比べてみてもらったら分かりやすいかと思われますが、巻き方がゆるいんですよね・・・。
↓下の画像は、私と夫が巻いたものです。
基本巻く時は2人で、片方が押さえて、片方がテープを巻きます。
おへそが「I」になるくらいきつくして巻かなければなりません。
↓こちらは小児外科で先生と看護士さんが巻いた画像。
こんな感じでお腹が「I」になるようにくっと!
まきまき
2020年11月8日
この日は、でべその治療を始めてから20日後の治療経過を小児外科で診てもらった日です。
もう大丈夫かな?と思っていましたが、担当してくださった先生が、「念には念を、きちんと治しましょう」とのことで、また一カ月後に診せてOKだったら治療は終了するということになりました。
2020年11月18日
しかし、問題が起きてしまいました。
でべそを治す治療を始めてから約一カ月がすぎた頃にテープかぶれが酷くなってしまったのです。
おへその中に入っている綿に膿がついています><
痛かったよね・・・ごめんね;-;
夫と話し合った結果、でべそをを治す治療は一旦ストップして、まずはお腹の皮膚のかぶれを治すことにしました。
皮膚のかぶれを治す間はテープを外すため、またでべそになるのではないかと不安でしたが、約2週間ほどてーぷを巻いていなくてもでべそには戻りませんでした。
皮膚のかぶれが落ち着いた頃にまたテープを1週間ほど巻いて、でべそを治す治療を始めてから約2か月後になる日に、でべそは治ったのか?最終確認をしてもらいに小児外科に行きました。
2020年12月8日
小児外科の先生からでべその治療は終わりだと言ってもらえました!
治療は完了です。
2020年10月19日に小児外科を受診してから約2か月後の2020年に12月8日に治療を終えました。
一時は手術になるのでは?と不安な気持ちでいっぱいだったこともありましたが、無事にでべそが治って本当によかったです^^
現在のおへそは?
2021年2月現在の娘のおへそは、でべそだったことがわからないくらい普通のおへそになっていますよ~
※2021年2月8日に撮影しました。
でべそ「臍ヘルニア(へそヘルニア)」「臍突出症(へそとっしゅつしょう)」とは?
でべそについて調べてみました。
でべそとは?
「でべそ」とは、本来はへこんでいるはずのおへそが飛び出ている状態のことをいうそうです。
でべそには2種類ある!?
でべそは、皮膚だけが飛び出している「臍突出症(へそとっしゅつしょう)」と、腸も飛び出している「臍ヘルニア」に分かれるそうです。
わが家の娘は、腸も飛び出している「臍ヘルニア」と診断されました。
でべその原因は?
でべその原因について見ていきましょう。
赤ちゃんには腹筋の間に臍輪(さいりん)という穴があいているそうです。
通常へその緒が取れると臍輪も小さくなっていくのですが、まれに、へその緒が取れてもお腹の筋肉がくっつかず、臍輪が閉じないことがあるそうなのです。
そのため、臍輪から腸が飛び出した状態になり、これがでべそになります。
出産時のへその緒の切り方や縫合がうまくいかずにでべそになったのではと思われることもあるそうですが、これには確かな根拠はないそうです。
私の母も言ってました~^^;
でべその治療方法は?
でべその治療方法について見ていきましょう。
でべその方法は、赤ちゃんのでべそや月齢によって方法は異なるそうなので、自身で勝手に診断せずに医師に診てもらうことをお勧めします!
現在の治し方としては、経過観察しながらそれぞれの子に合った方法で治療していくようです。
最近は、かぶれにくいテープを使って綿やスポンジで押さえつける「スポンジ圧迫法」という治療が主流のようです。
赤ちゃんが成長するにあたって自然に治るとも言われているでべそですが、1歳を過ぎてもでべそが治らない場合は、切開や縫うなどの手術が必要となってくるそうなのです。
できれば手術は避けたいところですよね><
だから、小児外科にかかりながら自宅でのケアででべそが治せる治療をおすすめします。
わが家の娘のでべその治療方法は、おへそに綿を詰めて、上からかぶれにくいテープで抑えて固定した状態を続けてでべそを引込めていくという治療法でしたよ~
昔はガーゼを丸めたものをばんそうこうで張りつけたり、5円玉をおへそに張りつけたりする治療法が行われていたそうですが、現在はあまり行われていないようです。
兎にも角にも、自宅で独自の判断で行おうとはせずに、でべその処置をする場合には必ず医師の指示に従ってくださいね。
赤ちゃんのおへそはいつへこむ?娘のでべその治療内容と画像あり まとめ
この記事では、赤ちゃんのおへそはいつへこむのか?
「臍ヘルニア(へそヘルニア)」でべそだった娘の治療内容と治療過程を画像付きで紹介しました。
「臍ヘルニア(へそヘルニア)」でべそは、小児外科へ行き、正しい方法で治療すれば自宅ケアで治ります!
この記事が、でべそで不安で悩んでいる方のために少しでも役に立つことを願っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
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