12月17日放送「世界ナゼそこに?日本人」で
ザンビアのへき地で毎年500万円の私財を投じ
貧しい人々の命を救う女性と紹介された
山元香代子さんについてまとめました。
年間700万円かかるサンビアでの治療費を自費負担する宮崎県の女性医師山元香代子さん。結婚や出産への憧れを捨てきれない時期が辛かったというエピソード。素晴らしい人だと思います。
道なき道の彼方へ ~へき地を診る医師~ – FNSドキュメンタリー大賞 https://t.co/MWSYUEe9BA #fujitv— Kei A (@KeiA_Miyazaki) 2018年11月20日
山元香代子のプロフィール
名前:山元 香代子(やまもと かよこ)
年齢:58歳(2018年現在)
出身:宮崎県
職業:医師(美容外科・形成外科)
所属:世界の医療団 理事
山元香代子の経歴
山元さんは、幼い頃身体が弱く、
往診に来てくれた先生に憧れ医師を目指したそうです。
ザンビアに向かうと決めた時、お母さんに反対されてしまいますが
大好きなお父さんが説得してくれたそうです。
お父さんは、末期がんで亡くなってしまいます。
最後に電話で話しをした時に、日本一の医者だと言われたそうです。
お父さんにとって山元さんは誇りだったのでしょうね。
認定NPO法人 ザンビアの辺地医療を支援する会(ORMZ) 副理事長
自治医科大学卒業後、宮崎でのへき地勤務などの9年間を含め、
日本で15年間地域医療に従事。
発展途上国での医療保健活動に関心を持ち、
WHO西太平洋地域事務局医務官、JICA専門家などとして活動を行う。
ザンビア滞在中にへき地医療活動の必要性を強く感じ、
2010年ザンビア共和国医師免許取得。
2011年10月から巡回診療を開始し、
1年のうち半年をザンビアでの医療活動、半年を鹿児島県・昭南病院で内科医として働きながら現在に至る。医学博士。
2015年、第43回医療功労賞受賞。
ザンビアでの活動
2010年ザンビアでの医師資格を取り、
2011年10月よりザンビア共和国の辺地での巡回診療を開始。
山元さんは活動資金を調達するため、3ヵ月ごとに日本の病院で働き、
当初はその収入のほぼすべてをザンビアでの活動に投じていたそうです。
2012年には、有志の方々が、安定して山元氏が活動継続できるように
「NPO法人ザンビアの辺地医療を支援する会 (ORMZ)」を設立し、
活動が認知されるに伴い多くの支援が集まるようになりました。
ザンビアでは診療以外に、
ドラマグループを使ったマラリア・下痢予防などの保健衛生啓発活動や
コミュニティヘルスワーカーの養成を行い、4地区で21名のワーカーを輩出しました。
また、2014年にはルアノ地区初の井戸設置にも取り組み
地域住民の安全な飲料水確保を実現。
その後、他地区も含めて合計19基の井戸を掘削。
2017年12月までに診察した患者数は27,000名を超え、
地域スタッフの尽力もあり、マラリアによる死亡者数は激減。
山元さんの貢献度は計り知れません。
終わりに
活動資金を調達するため、日本で働いて、
治療を必要としている困った人を助けるためにザンビアへ向かう。
安全な飲料水確保やマラリアによる死亡者数は激減
山元さんがいてくれたおかげで、どれだけの人が救われたのでしょうか
山元さんの生き方を尊敬します。
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